引用元：https://www.taiki-jp.com/
| 会社名 | タイキ工業株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 創業：1973年2月3日 設立：1984年12月12日 |
| 従業員数 | 34名 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 実績 | 良品率99.94％、納期遵守率99.96％ |
| 小ロット対応 | 〇 |
| 図面なしでの対応 | 記載なし |
| 環境への取り組み | 記載なし |
| 問い合わせ方法 | 電話・FAX・メールフォーム |
| 住所 | 大阪府豊中市上津島１丁目６番１１号 |
| 電話番号 | 06-6862-3452 |
タイキ工業は、大阪府豊中市に本社を置くプラスチック加工・樹脂加工を手掛けているメーカーです。1973年に創業したタイキ工業は、工業用プラスチック製品の製造・加工・販売や工業用ゴム製品の製造・加工・販売、各種金属の加工・販売などを手掛けてきました。今回はタイキ工業の特徴をまとめるので、ぜひ参考にしてください。
タイキ工業ができる7つのこと
タイキ工業は、良品率99.4%・納期遵守率99.96%であり、高品質な製品を納期内に納入できるメーカーです。なぜ、品質を維持しつつ納期を守ることができるのでしょうか。そこには、タイキ工業ならではの特徴があります。
マシニングセンター加工を導入
1つ目の特徴は、マシニングセンター加工を取り入れていることです。この技術を活用することで、複雑な形状の加工や一度の工程での複数面加工が可能となり、工程数を大幅に削減することができます。加えて、APC（オートパレットチェンジャー）を搭載することで、量産品にも柔軟に対応できる体制を整えています。
NC複合旋盤加工を導入
2つ目の特徴は、NC複合旋盤加工を導入していることです。旋削加工に加えて、C軸や回転工具を用いたミーリング加工を可能としています。さらに、精密自動旋盤の活用により、小口径サイズの加工にも対応可能です。これにより、無人で長時間連続運転することが可能となり、コストダウンができます。
高精度な製品検査
3つ目の特徴は、次元測定機や画像寸法測定機、面粗度測定機、形状測定機などの高精度な測定機器を使用した製品検査を行っていることです。加工工程内でも徹底した外観・寸法測定を行うことで、2019年には99.94％という高い良品率を達成しました。
梱包が丁寧
4つ目の特徴は、梱包作業を丁寧に行っていることです。「最後の最後まで手を抜かず、全力で！！」をモットーとし、丁寧な梱包作業を心がけています。
組立・溶接作業に強い
5つ目の特徴は、組立・溶接作業を強みとしていることです。タイキ工業は、多岐にわたる素材に対応可能で、熟練の技術者が丁寧に仕上げることで、高品質な製品を提供しています。
提案力の高さ
6つ目の特徴は、確かな提案力があることです。タイキ工業は、納期短縮やコスト削減、素材変更といった顧客の要望に柔軟に対応しています。小規模ならではの自由な発想ときめ細やかなサービスで顧客ニーズに対応し、100％の満足を目指します。
多様な素材に対応可能
7つ目の特徴は、多様な素材への対応力です。タイキ工業は、長年培ってきた樹脂切削のノウハウや専門知識を生かし、スーパーエンプラを含めた幅広い素材の加工に対応しています。顧客の急な依頼にも迅速に対応できるように豊富な素材を常時取り揃えているため、幅広い顧客ニーズに対応できるでしょう。
品質への取り組みに力を入れている
タイキ工業は、品質の高い製品を生産・販売することにこだわって事業を行ってきました。2005年には同規模の他社に先駆けて、独立した品質管理部を設けるなど品質を高める努力を続けています。
品質の見える化にこだわる
タイキ工業が最もこだわっているのは「品質の見える化」です。タイキ工業は「記憶から記録へ」をスローガンに、ベテランの経験を文書化・記録化し、若手社員でも製作時の注意点が一目でわかるようにしています。これにより、誰もが高い品質の製品を生産できることを目指しています。
流出不具合ゼロを目指す
タイキ工業は品質管理にも力を入れています。「流出不具合ゼロ」を目指し、加工担当者による工程内検査はもちろん、検査員による出荷前検査や加工途中の製品チェックも行っています。
こうした複数回の厳格な検査体制をとることで、流出不具合を防いでいます。万が一、不具合が発生した場合は徹底した原因究明を行っています。タイキ工業では、不具合が発生した時に、迅速な初動調査と情報展開を行います。
品質管理部による徹底的な原因究明と対策立案を速やかに実施しています。また、精密測定機器などを導入することで、高度な検査体制を確立しています。タイキ工業では、24時間の温度管理が行われた検査室で、多様な精密測定機器を使用した高度な検査を実施しています。
人材育成についても余念がありません。社内基準に基づく認定制度を通じて検査員を専門に育成し、製品を高精度に検査できる体制を整えています。
加工事例・取引実績を紹介
タイキ工業では、PPやポリアセタール、塩化ビニール、ナイロン、ポリエチレン、超高分子量PE、フッ素樹脂、ポリカーボネイト、アクリルなど多種多様なプラスチック製品を製造しています。
加えて、ウレタンやNR、IR、NBR、SI、バイトンなどのゴム製品や成形品も製造しています。他にも、テフロンコーティングなどの各種樹脂ライニングや金属加工なども受注し、生産に励んでいるのです。
タイキ工業の主な取引先は、食品機器メーカーや医療用機器メーカー、産業用ロボットメーカー、半導体機器メーカー、梱包機器メーカー、検査機器メーカーなど幅広い企業と直接取引を行っています。
まとめ
今回はタイキ工業の特徴をまとめました。タイキ工業は高いプラスチック加工技術を持つメーカーです。企業規模は決して大きくありませんが、顧客の要望に柔軟に対応することで信頼を得てきました。その企業努力が、良品率99.4%・納期遵守率99.96%という実績につながっているのでしょう。プラスチック製品やゴム製品について困っていることがあれば、ぜひ一度、タイキ工業に相談してみてはいかがでしょうか。
