会社名 | 東海産業株式会社 |
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創業 | 昭和29年 |
従業員数 | 15名 |
資本金 | 1,000万円 |
実績 | 半世紀にわたり、プラスチック加工の専門メーカーとして、あらゆる素材から最適な素材を提案。 |
小ロット対応 | 〇 |
図面なしでの対応 | 〇 |
環境への取り組み | 省エネやエコ活動をはじめ、環境にやさしい業務を意識して取り組んでいる。 |
問い合わせ方法 | 電話・FAX・メールフォーム |
住所 | 東京都大田区仲池上1-20-8 |
電話番号 | 03-3752-3426 |
プラスチックとは、石油などから作った合成樹脂を材料として、人工的に熱や圧力を加えて成形・加工された製品のことです。日常品のさまざまな素材に使用されており、欠かせない存在といえるでしょう。そこで今回は、社内一貫対応によって、柔軟にクライアントのニーズに対応している倒壊産業の特徴を解説します。
社内一貫対応で柔軟にニーズに応える
東海産業は、プラスチック加工において社内一貫対応を行っていることが強みです。プラスチック製品の製造を希望するクライアントは多数ありますが、クライアントごとに要望が異なります。
たとえば、短納期や小ロット、特殊要件など、一般的なサービスだけでは対応できない要望も数多くあります。そこで東海産業では、プラスチック製品の製造にかかわるすべての工程を自社で対応できるよう仕組み化することで、クライアントの多様なニーズに柔軟に対応してきました。
実際に東海産業では、材料調達から設計、加工、仕上げまでを一貫して社内で行う独自の体制を採用しています。たとえば、材料調達においては、常時6社の仕入先と取引しており、案件ごとに最適な業者から材料を調達することが可能です。
設計段階では、培ってきた技術と経験を駆使して、クライアントの相談に応じた設計を行います。加工に関しても、高レベルのプラスチック加工ノウハウを有しており、高強度な素材を含む多種多様な素材の加工が可能です。
曲げ加工に関しては特に豊富なノウハウを持ち、通常なら製品の強度を高めるために接着を行う過程でも、曲げのみで対応するなど、状況に応じて高品質な製品を提供できるようにしています。
そのほか、仕上げ処理においては、素材の温度変化による膨張・収縮や吸水率などの様々な要素を考慮しながら、最適な仕上げを実施しています。
このように社内一貫対応を行うことにより、高品質なプラスチック製品を提供し続けながら、クライアントの要望にも柔軟に対応してきた実績があるのです。
最新技術を活かしたものづくりをしている
東海産業は、プラスチック加工において最新技術を活かしたものづくりを行っています。プラスチック加工の業界は、製造過程の効率化や技術向上を目的に、常に新しい材料や機械が出ています。
そこで東海産業では、日々進化する技術に対応するため、古い機械の入れ替えはもちろん、積極的に最新技術を導入しているのです。直近では、3次元CAD/CAMやターニングセンタ、アームロボット、レーザーマーカー、バンドソーなどの最新設備を導入しました。
いままで採用してきた製造方法や機械だけに頼るのではなく、積極的に最新技術を取り入れることで、時代のニーズに対応できる環境を整えています。
さらに、東海産業は培ってきた熟練の職人技術と先進的な技術を融合させ、高精度で高効率な製品づくりを実現しています。東海産業のものづくりでは、最新技術の導入と職人技の融合によって、より高い品質の製品を提供し続けているのです。
製造プロデュース業務にも対応
東海産業は、プラスチック加工だけでなく、材料・設計の提案や製造プロデュース業務にも対応しています。単にクライアントの要望を聞いて製品を提供するだけでなく、サービスをワンストップで提案し、経験やノウハウを生かしてプロデュースも行っています。
たとえば、プラスチック素材にメッキ加工を施すことで、メタリックなインテリアを実現しました。このプロジェクトでは、素材選定から加工方法の提案、仕上げまで一貫してサポートしてクライアントのイメージを具現化しました。
また「OEMで小型ストーブを作りたい」というクライアントからの相談に対しても、設計を行った上で製造プロデュース業務に対応しました。その際には、東海産業の持つ製造業のネットワークを活かして金属加工を行う委託先を開拓し、製造ラインを構築しました。
このように、単に今ある材量や機械のなかから提案するのではなく、クライアントの要望に応じて新たな委託先を探すなど、製造プロセス全体をコーディネートする取り組みも実施しているのです。
一般的なプラスチック加工業者とは異なり、材料・設計の提案から製造プロデュースまでを一貫して行うことができるからこそ、製造プロデュースにも対応できるのです。クライアントは一つの窓口で全ての要望を完結させられるため、業務の効率化と高品質な製品の実現が可能となります。
まとめ
東海産業は、プラスチック加工において社内一貫対応を強みとしています。材料調達、設計、加工、仕上げの全工程を自社で行うことで、短納期や小ロット、特殊要件など、クライアントの多様なニーズに柔軟に応えています。具体的には、常時6社の仕入先と取引していることに加え、最適な材料を調達、高度な加工ノウハウを活かして多種多様な素材を扱う、高品質な仕上げを実施するといったこだわりがあります。また、最新技術を積極的に導入し、熟練の職人技術と融合させることで、高精度で高効率な製品づくりを実現していることも強みです。本記事の内容が、プラスチック加工業者選びで迷っている人の参考になれば幸いです。