会社名 | 株式会社新進化学 |
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創業 | 平成19年 |
従業員数 | 21名(パート含む) |
資本金 | 記載なし |
実績 | 記載なし |
小ロット対応 | 数千から数万個単位の大ロットでの製造が可能 |
図面なしでの対応 | 記載なし |
環境への取り組み | 持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、再生可能エネルギー100%由来のCO2フリーの電気を10%使用。 |
問い合わせ方法 | 電話・FAX・メールフォーム |
住所 | 〒577-0827 大阪府東大阪市衣摺2-19-9 |
TEL | 06-6722-1711 |
新進化学は、射出成形技術を駆使して多種多様な製品を製造しているプラスチック加工会社です。生活雑貨から化粧品容器、機械部品、建築資材まで、あらゆるニーズに対応できる柔軟な生産体制と、徹底した品質管理が持ち味です。今回の記事では、新進化学の特徴について詳しく解説しているので参考にしてください。
射出成形業務が仕事
新進化学は、ものづくりの町として知られる東大阪で、射出成形によるプラスチック加工業を営む会社です。生活雑貨、化粧品容器、機械部品、建築資材など、幅広い製品の加工を手掛けています。
射出成形とは
射出成形は、仕様に沿った金型を製作し、射出成形機に装着してプラスチックを成形する加工方法です。樹脂原料を熱で溶かして液状にし、金型に流し込んで固めると、形状が完成します。
プラスチック製品のほとんどがこの射出成形方法で作られており、日用品や雑貨、食品、医療関係など、多岐にわたる分野で利用される製法です。生産性の高さから大量生産も可能であり、近年では金属製品や木製品からプラスチック樹脂製品に代替する動きが加速しています。新進化学でも、大ロットの製造に対応可能です。
一貫した自社製作
新進化学では、試作から量産、検査、出荷までのプロセスについて、一貫して自社で完結できる体制を整えています。したがって、多様な生産ニーズにも対応可能です。
また、新進化学は、既存の金型からの成形だけではなく、新規企画にも応じられます。独自のノウハウにより、設計段階から顧客のニーズに合わせたカスタマイズを実現し、独自性の高い製品を提供している会社です。
多様な製品
新進化学が手掛ける製品は多岐にわたり、生活雑貨やコスメティック製品としてヘアブラシ、ヘアコーム、ハブラシなど、日常生活に欠かせないアイテムを提供しています。
また、機能性や精度が求められる部品を製造し、目に見えない部分でも活躍しています。食品や医療分野といった品質管理が厳しい製品にも対応可能です。
徹底した品質管理が魅力
新進化学のプラスチック加工は、品質管理が徹底されています。IoT技術を駆使すると、成形機や周辺機器からのデータをリアルタイムで取得でき、成形工程の見える化を実現し、徹底的に管理しています。
品質管理の徹底
より高度な品質管理体制のために設置しているのが、品質管理専門の部門である品質管理課です。
機械による検査だけではなく、全製品にわたる目視検査も取り入れることで、細部にわたる徹底した品質管理を実現。さらなる品質向上に努めています。
工場内では、定期的に製造工程内の製品を抜き取り、品質管理員が寸法測定、品質検査、製造工程をチェックしています。問題があった場合には即時に対応し、製造現場とともに解決する体制により、製品の品質をつねに高いレベルで維持しているのです。
loT導入
新進化学は、2017年から射出成形機管理機器システム「PQマネージャー」を導入し、社内の成形機とパソコンをLANで接続、一括管理しています。
この取り組みにより、毎日各成形機の稼働状況をリアルタイムで記録し、トラブル状況、変更履歴も収集・分析が可能です。IoTシステムの導入により、より安定した生産と、精度を向上できる体制を構築しています。
製品を顧客に届けるまでの流れ
ここでは、新進化学の製品が、顧客に届くまでの一連の流れを詳しく紹介します。
打ち合わせ
最初のステップは、顧客との打ち合わせです。ニーズをしっかりとくみ取り、デザイン、金型の仕様、納期、ロット数量など、見積もりに必要な情報を一緒に検討します。
最適な製品作りの基本となる部分だけに、ニーズを正確に理解するための詳細な打ち合わせが欠かせません。
見積もり作成
次に、見積もりを作成します。金型の新規作成が必要な場合は、成形品の見積もりと同時に金型製作費の見積もりも提示します。
見積もり作成後、納得できてから、はじめて試作が開始されます。
試作
既存の金型がある場合は、新進化学に移管してから、成形試作がはじまります。金型の新規作成が必要な場合は、金型製作と同時進行で打ち合わせを重ね、理想的な成形試作を製作します。
量産
試作品に問題がなかった場合、正式発注を受けてはじめて量産に移ります。熟練の職人が成形条件を設定し、加工された製品は、すべて人の目による目視検査を経て梱包されます。
さらに、印刷、植毛、個別包装の二次加工にも対応可能です。新進化学では、国家資格の技能検定「プラスチック射出成形技能士」の資格取得を推奨しており、すべての社員が高い技術力をもっています。安心して依頼できるでしょう。
検査
品質管理は、新進化学の最重要項目です。品質管理課を設け、徹底した品質管理と品質保証を行っています。
製品の定期検査、出荷製品の抜き取り検査を徹底し、品質に対する厳しい基準を維持、顧客が安心できる製作環境を構築しています。
出荷
最終ステップは出荷です。顧客が要望する場所へ、最適な手段で製品を配送します。配送方法やスケジュールも綿密に調整し、納期厳守を徹底します。
まとめ
新進化学は、打ち合わせから試作、量産、検査、出荷にいたるまで、すべての工程で、品質と顧客満足を最優先に考えます。最新のIoT技術を導入し、リアルタイムでの成形条件管理を実現します。結果として、異常事態にも迅速に対応できる体制を整えています。また、品質管理部門により、機械だけでなく人の目による100%の目視検査を実施すると、高品質な製品の安定供給が可能です。プラスチック加工品を検討している方は、射出成形品を得意とする新進化学に依頼してみてはいかがでしょうか。